ダービーの重み

私は前節水戸戦を見ていないのですが(「いいとこなし」って言われると見る気もしないしねぇ・・)なにやら全く別なチームになったかのような変貌振りのようですね。

これは「波」と言うべきなのか「戦略」なのか「モチベーション」なのか・・・

わかりません。

しかしダラダラとしたパス回しをしたりせずに早めにカット、ディフェンスも脅威の3外国人を悉くつぶしていたと思えます。ゲームの主導権はモンテが握っていた。なにより今回は無失点だ。

そして今回は永井の代わりに入った秋葉、そして復帰した財前。先ほども書きましたが財前は既にチームの核になっていると思います。ポジショニングもいいですが、膝だって全快とはいえない中で、驚くほどよく走る。追いつけないだろうと思うボールにも追いつく。相手が古巣仙台と言うこともあったと思いますが、気持ちが違っていたと思います。そして秋葉も・・・うまくなったよなあ、本当に。彼も長くモンテにいたからわかると思いますが、「みちのくダービー」の意味を知る人間のひとりです。

なんにせよ、数年間仙台にホームで勝ったことすらなかったわけですから。アウェイで昨年1勝したときも最高の気分でしたが今日も格別です。終ったときには、泣いていたサポもいましたね。私も、今日はクルマだったんですが、急遽置いて、酒飲みしました。そういう気分だったんですよ、本当に。

勝ちの重み。

これでもたかだか勝ち点3には違いない。

けれども、これはタダの勝ちではない。欲して、苦しんで、ずっと手に入れたかったもの。

ダービーとは少なくてもモンテにとってはそういうものです。

例え順位がビリであったとしても、仙台には負けられない。その気持ちは、多分ずっと変わらないと思います。