強者のメンタリティー

たまたまCATVをつけたら、「市民チャンネル」でモンテのことをやっていた。

私は、雪が30センチくらい積もっているベスパのグラウンドを走る選手たちの映像から見た。

新監督の樋口氏は、四日市工業高出身で、後はずっとマリノス畑。

でも、様々マリノスを率いる監督の下で常々教わったのは「強者のメンタリティー」ということだという。

強者のメンタリティー・・・それは、「驕らず、恐れず、諦めず、ひたむきに」。

J2のチームの力の差はほとんどないといっていい。最後にものを言うのは、やはりメンタリティーだと言う。

「J1に上がるのは決して簡単なことではないが、不可能なことでもない。

雪を言い訳にしたくはないし、今日だって、スタッフが雪かきすればグラウンドだって走れる。」(しかし、かなりの積雪量なんですよ!)選手が走り去って言ったすぐ後に、監督自らが雪を掃く姿が映し出される。

一昨年、モンテディオ山形がJ1をかけて正念場の時期に、

自分が書いた日記ブログを見てみた。

「おおいなる事業が完成されるためには

ひとつの精神があれば足りる。

千の手を動かすために。」

ファウスト 第2部 第5幕)

一人の熱意が多くの人々を動かし、成功に導いていく。

だから、精神の段階で、殺してはいけない 。

まさしく、「驕らず、恐れず、諦めず、ひたむきに」が、チーム、そしてサポーターにも問われてくる時期が今年も必ず来るだろう。

今行われてるトリノ五輪でも、結局の「差」というのは、そういうところじゃなかろうかと思った、そんな監督インタビューでした。

参考:long&winding road