不安的中

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今日まず驚いたのが、無理だと思っていた臼井や財前がスタメンだったことだ。しかも財前は練習はサブ組だったと聞いていたので・・・

正直「大丈夫なの?」と不安。

まあ、今回の札幌戦さえ終われば山形は1試合お休みだけれども。無理して出してないか?と言う思いがあった。

試合に入ってみて、不安的中。見たところ臼井は大丈夫そうだったが、財前に至っては「ほとんど走れないのではないか?」と思うくらい、FKやCKのためにいるような感じで、後はパサーの役割だったと思う。アレはいつもの財前ではない。ウッチーも普通なら前につなげるところをクリアボールにしちゃったり。まるでみんな「財前にはパスしないように」とでも言われているかのようだった。これは、財前にとってもチームにとってもいい結果をもたらさないだろうと思った。早くリザーブと交代すべきだと思ったが、結局時間は後半も30分近くなってからの交代だった。

結果はスコアレスドロー。私の印象では、「負けそうな試合を何とか無失点に抑えてスコアレスドローに持ち込んだ」と言う感じかな。シミケンのナイスセーブもあり、無失点はエライ!と思う。が、シュートシーンが少ない。札幌の攻撃は早くプレスをかけるので、モンテがパス回ししてるとあっという間に取られる。しかしモンテ側にボールをとりにいけるほどの力がなかった。パスを出してもボールに追いつけない。ポジショニングは良くても何かかみ合わず、ゴールまでいかない。

選手は怪我の選手を始め、皆頑張っていたと思う。そういう気持ちは感じた。しかし、これは気持ちと言うより、チームとしての采配はどうだったのかな・・・と言う気がしてならない。カードを切るのが遅かった。選手交代も、いつも札幌のあとだった。

それともこれは作戦なのか?情報戦?しかし、結果的には勝てもせず、見ている側とすれば面白い試合だったとも思えない。仙台戦で勝利をし、また見たいと思って見に来た観客からすればこの試合の内容はどうだったのだろう。ベスパで2万人集めようと張り切り、見事勝利した試合の次がこれでは効果も薄い。

相手はモンテと同じくらいの順位にいるチーム。上位の仙台には勝ててもこういう相手には勝ちきれない。

こういう気持ちを抱えたままで2週間試合がないのはサポとしては辛いが、何とかこの間にチームの再建を望みたい。「次勝ってよ!」と言えるうちはまだいいのだ。

ところで、最近マッチーデーに入ってる次節の試合のチラシ(写真)・・・カッコいいですね。集めてポスターにでもできるくらい。こういうのずっとあったらいいなと思うけれど・・・

あ~明日(今日?)はサテライトの試合だ。せめてこれはすっきり勝ちたいものだ、例え相手がJ1のチームであっても。