たかが1勝、されど1勝

8節目での初勝利。

1点先制され、いやな気持ちが垂れ込めていただけに、ハヤトのゴールで救われた。

そして、モツのコーナーキックから、小原のヘディングゴール。

ゴールが決まったときは、ハヤトも小原もゴール裏のサポーターの方に走りよってきた。

勝利の瞬間は、なんか「昇格」したかのような喜びようだった。

勝利の重み。

たかが1勝なのだが、初白星がないと前に進めない。

チームもサポもそんな気持ちだったと思う。

ヒーローインタビューで涙声で話す選手の言葉を聴いて、さらに思いを深めた。

インタビューの内容はこちらにも

長かった。でも、これからもまだまだ長い。

気は抜けない。

監督は、ハーフタイム時に「このままじゃいつもと同じだ。プライドを棄てろ」と言ったそうだ。(本日の山形新聞朝刊より)「パスを繋ぐ山形のサッカーが読まれている」と。(関連はこちら

ここんとこの試合を見てて思ったのだが、確かに、メンバーを変えたりはしてきたもののやっているサッカーは同じだと思った。「やっているサッカーは間違っていない。」そう思いたいだろうが、ここまで勝てないのなら、「もしかしたら間違っているのではないか」と思うことも必要なはずだ。

攻撃が単調だったり、FWが点を取れない、中盤でのパスを簡単に取られる、無失点に抑えられない、そんなところは変わってないなと感じた。特にFWの層の薄さ・・・他のFWはダメなんだろうか。

徳島側に退場者が出たことは幸いだった。

勝ったは勝ったものの、今後はその修正能力にかかっていると思う。

監督更迭やフロント体制への批判などもあるようだが、真価が問われるのはこれからだ。

「どんなときも、俺たちは歌うのさ。ラララ~山形の歌を

今、この気持ち、誰にも止められない。モンテディオ山形・・・」