仙スタで歌う県民歌
思えば、2001年5月3日、仙台スタジアムでのみちのくダービーが
私の初モンテ観戦でした。
2対0で負けていたのを、鷲田が1点を返し、そしてユースケがロスタイムにゴールを決め、延長戦。
そのまま2対2で終了。
当時はアウェイゾーンも明確ではなくて、
周りをベガサポに囲まれながら見ていた記憶があります。
あの仙スタの雰囲気、15000人の大観衆というほぼ「オール与党状態」のなか、
あきらめかけていたロスタイムに追いついたこと。
試合は勝てなかったけれど、負けなかった。
やはりこのファーストゲームがいい試合だったから、
私は今も応援を続けているんだと思います。
それから4年がたち、またこの連休に仙スタにやってきました。
もう6年間、仙台に勝っていないのが続いているモンテ。
「仙台にだけは負けたくない」という気持ちが鬱々とあるなか、
昨日はまさにその思いを晴らしてくれたと思います。
試合は決して楽な展開ではなく、
ボールはチッコに集めようとするんですがなかなかつながらない。
むしろピンチが多くて、何度「入れられた!」と思ったことか。
MVPは桜井だと思います。ゼロ封は彼の功績です。
そして、秋葉の執念のシュートにはホント感動しました。
2人のマークにあいながら自分で、サポの目の前で決めました。
はえぬきの選手がここぞという場面で活躍してくれたうれしさもあります。
ゴール後と試合終了後、サポに駆け寄った選手の満面の笑みとガッツポーズは
新鮮でした。
それは、仙台戦の意味を、選手も知っているからなんですね。
そして、試合終了後に歌ったスポーツ県民歌。
私自身、仙台に勝ったのを見たのは初めてだったし、
仙台スタジアムに響く、1000人の山形サポが歌う歌は、鳥肌が立ちました。
また、こんな思いを味わいたいです。